6月12日 活動報告

• 今日から2グループに分かれての活動です。 阿蘇市を拠点とする支援団体、ユナイテッドアースにコーディネートしていただいて、避難所の傾聴活動、災害弱者の方達が集まるグループホームの支援です。 阿蘇市体育館の避難所では、ホテルや旅館への移動が進み、人が減っています。残された方々のストレスも溜まってきているようで、「どのように支援していいのかわからない」という悩みを支援者の方から相談を受けました。やはり難しい時期にさしかかっているな、という印象です。また、道の駅で知り合ったヒッチハイクの若者2人を市内のホテルを拠点とする自治労さんのボランティアセンターにコーディネートさせていただきました。

• 夕方以降の活動としては、被災された方々の個別相談を行いました。「本音は夜出る」と言われていますが、まさにその通り。 支援への不満や格差などで住民同士の対立や分断なども生まれてきているようです。 印象的だったのは、被災しながら、支援も行っている方々の疲弊です。トラウマ理論や災害心理なども含めた教育的なカウンセリングの場となりました。

• 写真は、コーディネートしていただいたユナイテッドアースの阿蘇市支援拠点です。 駐車場に地震の後で温泉が湧き出しています。 避難所とグループホームは配慮のもとに、撮影は行いませんでした。